【Java】incompatible typesエラー リテラルとデータ型

imcompatible type エラーは、データ型とリテラルの不一致で発生します。

本記事では、このエラーに触れつつ、Javaでデータ型とリテラルの関係性をまとめました。

データ型とは

プログラムで扱うデータの種類であり、整数型や少数型、文字型などあります。

Javaの基本的なデータ型は以下の通り。

整数型や少数型でもリテラルの大きさによって何種類かあります。

では、そのリテラルとは何でしょうか。

リテラルとは

リテラルは、プログラムで書かれている具体的な値を指します。

文字列型でHelloWorldと宣言すれば、そのHelloWorldがリテラルになります。

このリテラルの表記方法によって、どのデータ型のリテラルか機械が判断します。

ゆえに仮にデータ型の宣言してもそのデータ型にあったリテラル表記をしないとエラーになります。

例：

int num = '5';
// 整数型に文字型を代入しているのでエラー
char h = "H";
// 文字型に文字列型を代入しているのでエラー

リテラルの表記方法(サフィックス)

この表記方法にしないと以下のようなエラーメッセージが出ます。

incompatible types エラー

例：float型でF付け忘れ(double型)、String型でシングルクォーテーション(char型)

error: incompatible types: possible lossy conversion from double to float
        float f = 1.0;
                  ^
var.java:9: error: incompatible types: char cannot be converted to String
        String s = 's';

incompatible typesというエラーメッセージが出た場合、リテラルの表記方法(サフィックス)を確認することで解決します。