Ubuntuを使いたてだった頃は、ディレクトリ間の移動で、パスを入力する際、ディレクトリ名を全部打ち込んでいました。
ディレクトリの名前が「abcdefgfedcba」なんてあったらたまったもんじゃありません。
[Tab]キーで補完機能があると知った時、作業効率がすごく上昇したことを今でも鮮明に覚えています。では、早速tabキーで補完機能を使ってみましょう。
管理人
これを知っていると知っていないじゃ作業効率に相当差がででしまうよ…
使い方
カレントディレクトリが以下のような状態だとします。
$ ls
hogehoge.txt
例えば、hogehoge.txtファイルを閲覧するべく、catコマンドの後の引数に「h」と入力して[Tab]キーを押すと、ファイル名が補完されて「hogehoge.txt」となります。
$ cat h
$cat hogehoge.txt
また、以下のような状態だとします。
$ ls
hello.txt hogehoge.txt
このような場合だと、「h」と入力して[Tab]キーを押すと補完されません。というか何も表示されません。なぜなら、複数候補があるからです。もう一度、[Tab]キーを押すと候補が出ます。
$ cat h
$ cat h
hello.txt hogehoge.txt
候補が出力されます。
また、[Tab]キーの補完機能は、ファイル名のみならず、コマンドでも同様です。
まとめ
コマンド、ファイル名を入力する際は、[Tab]キーを駆使して、作業効率化しましょう。
常にキーボードの入力時は、左小指で[Tab]キーがいつでも打てるようにスタンバイすると良いです。