主要なHTTPヘッダフィールドまとめ

本記事では、HTTPヘッダに含まれるHTTPヘッダフィールドがどのような意味を持つものか紹介します。

なお、HTTPヘッダフィールドは数多存在するため、主要なHTTPヘッダフィールドのみ紹介します。

サイトの裏でのやりとり

そもそもHTTPヘッダフィールドとは何かについて話す前に、ブラウザでサイトを見ているとき、裏で何が起きているのか知っておく必要があります。

サイトを表示するうえで、ブラウザはWebサーバとデータのやり取りをしています。

データのやり取りをするうえで、HTTPという通信プロトコルを使います。

ここでは、ブラウザとWebサーバでデータをやり取りするときはHTTPを使うんだと思っておいてください。

ブラウザとWebサーバでのデータのやり取りはHTTPリクエストHTTPレスポンスの2種類あります。

HTTPリクエストとは、ブラウザがWebサーバに対して、このデータくださいとお願いする通信です。

HTTPレスポンスとは、ブラウザのお願いに対してのWebサーバの応答の通信となります。

HTTPリクエストやHTTPレスポンスでは、リクエスト/ステータス行+HTTPヘッダ+リクエスト/レスポンスボディ(データ)で通信します。

その中のHTTPヘッダでは、HTTPヘッダフィールドを用いて、データの補足情報の役割を担っています。

主要なHTTPヘッダフィールド

ここで、主要なHTTPヘッダフィールドを紹介します。

HTTPヘッダフィールド名意味
Accept-Languageブラウザが受け入れ可能な自然言語(日本語、英語)
Acceptクライアントが受け入れ可能なコンテンツタイプ
Ageキャッシュの秒数
Authorization認証情報
Cache-Controlキャッシュを制御する指示情報
Content-Typeコンテンツのメディアタイプ、エンコーディング
Cookieブラウザが保持するCookie内容
Expiresコンテンツの有効期限
Hostサーバ名
Locationリダイレクト先のURL
Referer前のページのURL
Set-CookieWebサーバが生成するCookie内容
User-Agentクライアントの識別情報

HTTPヘッダフィールドの確認方法

ブラウザは、GoogleChromeを想定した確認方法になります。

  • ブラウザでF12キーを押下し、開発者ツールを表示する。
  • ネットワークタグ(Network)を選択する。
  • 表示内容が多い場合、AllをDocに変更。
  • 見たいドキュメントを名前欄(Name)からクリックする。
  • 右にヘッダ情報が表示される。

まとめ

  • HTTPヘッダフィールドは、HTTPヘッダに書かれており、ブラウザとWebサーバとのやり取りするデータの補足情報の役割を担う。
  • HTTPヘッダフィールドは、ブラウザの開発者ツールから確認することができる。

参考までに

今回のようなWebサイトの技術などの知識を有することを証明する資格があります。

是非とも取得してみてはいかがでしょうか?

ちなみに紹介したHTTPヘッダフィールドの内容も問われています。


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