【WordPress】ログインできなくなったとき(パスワード変更メールも届かない)

WordPressのサイト管理ページ(https://サイトURL/wp-login.php)へログインできなくなった時の解決方法を紹介します。

WordPressのサイト管理ページにログインするには、メールアドレスorユーザー名とパスワードが必要です。

そのメールアドレスorユーザー名パスワードの確認方法になります。

phpMyAdminへログインする

phpMyAdminとは、MySQLサーバをウェブブラウザで管理するためのデータベースツールです。

ここにログインするためのユーザー情報が格納されています。

phpMyAdminのURL

phpMyAdminのURLは、デフォルトでhttps://サイトURL/phpmyadminになっているので、このURLを打ち込んでください。

行けなかった場合、

レンタルサーバのコントロールパネルにphpMyAdminのURLがあるので、そこをクリックするといけます。

レンタルサーバのコントロールパネルは、各社違うので、各々で調べていただければと思います(__)

VPSの場合は、設定画面にphpMyAdminのURLがない場合があるので、サーバーに入っていただき、設定ファイルを確認する必要があります。

  • Ubuntuの場合:/etc/phpmyadmin/apache.conf or /etc/apache2/conf-available/phpmyadmin.conf
  • CentOSの場合:/etc/httpd/conf.d/phpMyAdmin.conf

上記の設定ファイルを確認します。

8~10行目あたりにAlias /○○○○ /usr/share/phpMyAdminがあると思います。

この/○○○○がURLhttps://サイトURL/○○○○に該当し、phpMyAdminのURLになります!

phpMyAdminへログインするためのユーザ名とパスワード

phpMyAdminのログイン画面に行くと、ユーザー名とパスワードを入力して、ログインすることになります。

ユーザー名とパスワードは、以下のファイルに格納されています。

レンタルサーバのコントロールパネルからかサーバに入っていただき、以下の設定ファイルを確認します。

  • レンタルサーバの場合:サイトURL/wp-config.php
  • VPSの場合:/var/www/html/サイトURL/wp-config.php

ここに、define( 'DB_USER', 'ユーザー名' );define( 'DB_PASSWORD', 'パスワード' );が記載されていますので、その情報をもとにphpMyAdminにログインしてください。

define( 'DB_NAME', 'データベース名' );もこの後使うので、メモしておきましょう。

wp-usersテーブルを確認

ログインして、左のサイドバーから先ほどメモしたデータベース名を選択しましょう。

すると、wpから始まるたくさんのテーブルが出てきます。

一番下にwp-usersというテーブルがあるので、クリックします。

すると、WordPressのサイト管理ページに必要なログイン情報が入手できます。

login_idは、ログインに使用するユーザー名

user_emailは、ログインに使用するメールアドレス

user_passは、ログインに使用するパスワードです

パスワードの変更

しかし、user_passは、セキュリティの観点からハッシュ化されて、パスワードがわかりません。

したがって、左の編集ボタンからパスワードを変更しましょう。

user_pass欄のセレクトタグはMD5を選択し、右側のフィールドに変更するパスワードを入力し、実行をクリックします。

これで、パスワード変更完了です。

ログイン情報取得完了

これで、wp-usersテーブルにあったlogin_idあるいはuser_emailの値と変更したパスワードをもとにWordPressのサイト管理ページにログインすることができます。