IT用語:ビックデータ

昨今、よく耳にするビックデータ。

大量のデータぐらいにしか思っていませんでしたが、ちゃんとした定義などありましたので、まとめました。

一言でいうと

一般的なコンピューターでは、処理できない(記録、保管、解析)ほどの大量のデータのこと。

これでは、大量のデータ=ビックデータと思いますが、

その大量のデータには、3つのVというものがあり、

Volume データの量

Variety 多様なデータ

Velocity 速度

このようなデータのことをビックデータといいます。

Volume データの量

文字通り、記録、保管が大変な容量をもったデータを指します。

Variety 多様なデータ

1種類の大量のデータではなく、多様なデータ(様々な変数をもった)を指します。

多様なデータであるため、解析が難しいです。

Velocity 速度

速度だけでは、分かりづらいですが、要は速度が求められるようになったということです。

今までは、既存のデータを解析することが多かったのですが、データが頻繁に蓄積されていくため、

リアルタイムな処理が求められるようになりました。

ビックデータに注目

今まで、企業では、データがあっても解析できない、そもそもデータを蓄積できないなどありました。

最近では、コンピューター能力も上がり、そのビックデータを処理することで、新たな戦略マーケティングが見つかったり、業績が向上したりしています。

したがって、昨今では、データの重要性に着目され、ビックデータという言葉が注目されるようになりました。

このビックデータを記録、保管、解析することで、新たな知見などが見つかるという期待があります。

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