本記事では、プログラミングJavaScriptでの条件分岐処理について紹介します。
文法
JavaScriptは、他のプログラミング言語とさして変わりはありません。
if文
if(条件){
処理
}else if(処理){
処理
}else{
処理
}
ブロックは、波括弧{}で囲みます。
条件というところで、処理をさせたい条件を指定します。
処理では、可読性を高めるためインテンドしましょう。インテンドはTabキーでできます。
else ifでは、最初にifでの条件ではない条件で処理をさせたい場合に用いります。
elseとifは、くっつけず、スペースを空けましょう。SyntaxErrorとなります。
elseでは、上記の条件に全て合わない場合の処理をしたい場合に用いります。
else if やelseは、必ず使う必要はありません。必要に応じて使いましょう。
JavaScriptでは、コードの末にセミコロン;を記述しますが、波括弧の最後には、セミコロンはいりません。
また、if文以外にswitch文もあります。
switch文
switch(条件(変数)){
case 値1:
処理
break;
case 値2:
処理
break;
case 値3:
処理
break;
default:
処理
break;
}
switchの括弧の中に変数を入れ、改行及びインテンドしましょう。
caseの後に値を入れて、コロンを記述します。改行し、インテンドし、ここにその値の時の処理を記述します。
処理の最後にbreakと記述しましょう。これをしないとその次のcaseの処理も実行してしまいます。
このような形で追加していきます。
defaultは、上で記述した条件に合わない場合に実行する処理を記述します。
JavaScriptでは、コードの末にセミコロン;を記述しますが、波括弧の最後には、セミコロンはいりません。
具体例
const number =1;
if(number%2===0){
console.log(`${number}is even number.`);
}else if(number%3===0){
console.log(`${number}is odd number.`);
}else{
console.log(number);
}
定数numberが2の倍数であれば、$number is even number、3の倍数であれば、$number is odd numberと出力し、それ以外では、$numberのみを出力しています。
const color = "赤";
switch (color){
case "赤":
console.log("red");
break;
case "青":
console.log("blue");
break;
case "黄":
console.log("yallow");
break;
case "緑":
console.log("green");
break;
default:
console.log("unknown");
break;
}
定数colorが赤の場合、red、青の場合、blue、黄色の場合、yallow、緑の場合、greenと出力する条件分岐です。その条件に合わない場合は、unknownと出力します。
基本的にswitch文で出来ることはif文でできます。
if文とswitch文の使い分けですが、条件の分岐が多いかつある式のみ比較して分岐する場合、if文よりswitch文を用いることで可読性が向上します。